2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

公園でおばあちゃんと孫を発見。おばあちゃんの表情におれはブルッた。発されるオーラは愛情ではなく慈の域に達していて、人というより仏像に近い。菩薩だ、菩薩がいる!てかここはクールにボディサトゥヴァと言いたい、大乗仏教サイコー!みたいに、躍って…

“偶然”という概念にしびれる。可能性を感じ続けている。たぶんそれは、意味づけを極力排しながら現象それ自体の認識へと到ろうとする古今の神秘思想に通じるものがあるからだと思う。なんつーの、言語以前の感慨に留まりつつ世界それ自体をじ〜んと感じてみ…

「怒力」と書いちゃって、それ「努力」の間違えじゃね?て言われて、違うんだ、これからは「努力」じゃなくて「怒力」の時代なんだ、とか必死に言い訳する自分って可愛いなあ!とか思ったという長すぎるタイトル。がタイトル欄に収まらないので冒頭に書く。…

公園に行くと、公衆便所の屋根に登って7、8歳ぐらいのガールたちがきゃっきゃきゃっきゃ遊んでた。足場なし。よく登れたね。まあ子供なんて神仙の使いだからどこでも念力で出入りできるし空ぐらい飛んでも不思議はないが、それにしても楽しそう。おれも高い…

図書館への交通の便が悪くてめったに行かなかったのだが、分館が家のすぐ近くにあるのを知って早速ゴー。歩いて10分、住宅街のどまんなか、盲点だった。分館、といった態で蔵本は少ないけれど、おれはうれしい。うれしいのだ。うまれかわったら図書館に棲み…

犬にも感情はあるし、思考の小ワザでごまかせないぶん、さびしさとかおそれとかを人類よりずっと強く感じるのだと思った。霊長とは魂の劣化か。猫もいろいろとハートが強そうだが、あまりつきあいがないのでわからない。

以下は、ちょっと、陰鬱な文章になります。なんかいろいろあったことに対する、自己正当化のためのくだらない長文だけど、ちょっと今、そういうのが必要なので。たぶんすごく後味悪いのってのは、あらかじめ。

気をなんとか線測定器で検出しようとしたり意識をすべて脳の機能に還元させようとするアプローチは、信仰を別の信仰によって説明しようとしてるわけで、すごいのかもしれないけどあまり色気は感じない。

最近知り合った過剰におもしろい男のツッコミの反応速度が光速の域に達していて宇宙規模というかほとんど未来予知レベル。おれはというと大陸感あふれるスケールというか永遠を感じさせるおおらかさでしゃべるので、こっちもある意味宇宙だと思った。*1でも…

すべてのノーを出しつくした後に絞り出すように呟いたあいつのイエスしか信じるな。とイエスマンのおれが言う。

生命はある条件のもとではたぶん単独でサヴァイヴできるだろうし、強さや賢さを向上させることさえ可能であると思う。しかしそれ以上のものは望めない。

コイツ、眼がマジだぜ!←やけくそ←なげやり← (ほどほど) (ほどほど) →丁寧→前のめり→コイツ、眼がマジだぜ! なんとなく、アティテュード的なアレを正負の向きに書き出してみたけれど、まず基本ポジションとして「ほどほど」は欠かせない。定点的な。そんで…

「ときどき、眼の前のものより記憶の方が大切に思える」

新宿とかの非常にうるさい繁華街などでは、ビルの非常階段でラッパやサックス吹いてる人をごくまれに見かける。かっこいい。都会じゃなかなか練習できないんだろうな。 先日、深夜、コインランドリーに行ったところ、先客の演劇青年らしき男が一人で必死に芝…

最新の研究結果を発表しますが、つうか30前後の野郎に絞ったテーマですけど、『バンゲリング・ベイ』好きと『ジョジョ』好きの人口分布はかなりの率でかぶっている。おれはどっちもスルーしたおもしろみのない人間だけど、周りにいるクセのある連中は、たい…

飲み会とか大人数でわいわいやるのは苦手だけどべつに楽しいのが嫌いなわけじゃない。たぶん複線的な距離感に対応できないんだと思う。集団のなかにいると成員各々と自分との間の距離感が微妙に異なるけれど、おれは、なんか、そのゆらぎにいちいち上手くの…

地獄のごみ箱のような部屋も必ず片づけられる方法ふたつ。 計画は立てなくていい。目についたものから片付ける。 途中で決して本や雑誌を開かない。 とくに2番が難しい。

昨日はとても血なまぐさい悪夢で深夜にとびおきてしまって、間髪いれずに即寝なおした。絶対ちゃらちゃらしたあほみたいな夢を見て今の悪夢を帳消しにしてやる、って決意しながら眠りに落ちて、はたしてちゃらちゃらしたあほみたいな夢を見た。とある知り合…

吐きそうなほど眠い。目とのうみそが粘土になったように重い。最悪のコンディションだったが、帰路、路上演奏に遭遇。足元すくわれました。らっぱ、ドラム、木ベースに電気ギターのふつうのビバップ。ふつうに上手い。ふつうより、少し気持がはいってる。あ…

アンデス地方のネイティヴがしゃべるケチュア語って、世界でもっとも音楽的な言語のひとつともいわれてて、今日の番組でも現地のおっさんのインタヴューとかでなんとか聞き取ろうとしたけれど、吹き替えの声が大きすぎるよ!字幕でいいから。 で、おれは都内…

今日はNスペに酔うた。インカ帝国とかマチュピチュのやつ、楽しかったー。歴史に興味ないけれど、むかしから各地の風俗・風習が好きで、人類学や紀行ものの図集をよくぱらぱらと眺めてた。とても博物学に発展しないエキゾティシズム本位のおれの民俗萌えは…

友人復活。薄甘い前向きさを断固拒絶し、否定の底まで落ちきる力のある者は、ひとりで浮上する力も同時に有しているものだ。強いな。おれなんか、すぐに半端な肯定に逃げちゃうよ。待つべき時と、ほんとうに手を出すべき時を静かに見分けられるようになりた…