コイツ、眼がマジだぜ!←やけくそ←なげやり← (ほどほど)
(ほどほど) →丁寧→前のめり→コイツ、眼がマジだぜ!


なんとなく、アティテュード的なアレを正負の向きに書き出してみたけれど、まず基本ポジションとして「ほどほど」は欠かせない。定点的な。そんで世間では負の方向のモチベーションというのは一様に黙殺されがちではあるけれど、現状に一撃を加える突破力として「やけくそ」などはそれなりに評価されてもいいと思う。人界の規範を横目にただ大宇宙の円滑な運行のみを是とする神仙の立場から断じても、停滞した局面に動きを与えるその駆動力は肯定されてしかるべきだ。タオイズムの観点から言って、忌むべきは「なげやり」。いたずらに否定性のみ累積する、状況の固着は、天界であれ人界であれたぶんすべてを腐食させる。否定と肯定が小さな波になって繰り返すから、おれのような人間でもなんとか時間を感じていられるのだ。「いいもん別に、おれなんて」つってる人は、ほんとは何もよくないんだよね。


睡眠と「ほどほど」と「丁寧」で一日を三等分して過ごし、ときどき「前のめり」や「やけくそ」になってなんとか状況を展開させていくぐらいが、自分の体力と相談した結果、おれには丁度いいようだ。コイツ、眼がマジだぜ!って敵に言わしめることはたぶんない。