2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「母さんあたし焼かれたい。バーベキューになりたいよ」 「まあ」 「従順な人間共以外に対し苛烈なまでに慈悲を欠いた天のその火に焼かれたい。そうすることによってのみ、あたしは祝福されると思う。ゾンビとしての本懐を遂げられるって確信がある」 「そう…

とらわれないこと。「とらわれないこと」にもとらわれないこと。はい無理。

みんななんか信仰してる。世界を整合的に認識するために最低限これだけは疑えないっていうマイ公理を有してると思う。行ったことないけど月にウサギがいるわけないし触ったことないけどエントロピーは増大傾向にあるし会ったことないけど坂下さんはいい人だ…

坂下千里子さんはたぶんほんとうにいい人なんじゃないかと思う。この齢になっても他人を「いい人/わるい人」で判断するおれの幼さもたぶんほんとうにどうかしてると思う。

言いすぎないこと。言うのをためらわないこと。節度。ジェントル。ツェペリさん。

むかしから何となく考えてたんですが、運動神経よりも知力と狡猾さがものをいう競技としてのかくれんぼを提唱します(提唱?)。たぶんあれ、今やってもめちゃくちゃおもしろいはず。都市部だといろんなギミックが使えるからなおさらかな。そんで幅広い年代…

夕方のニュースで「秘密基地」の特集をしていた。調査によると都市部や山間部など環境を問わず、小学生の七割ほどは今でも秘密に基地を建設して遊んでるようだ(誰がなんといおうとあれは立派な建設です)。けっこうみんな本業に余念がないね。メディアに流…

体のどこを探しても元気なんてものはない。それは口笛みたいに体のどこかから出そうとして出すものでなく、人格と人格の間にふいに生じ、やわらかい雨を降らせて消えていく雲のようなものだと思う。しかし天気は御しにくい。その振る舞いは星辰よりも気まま…

時間なんてほっといても止まる。止まったまま冷蔵庫とかに転がってる。

失くした声を探しに行ってしまった子

「本朝におきましては霊験怪異、これみな狐狸の所業にござりますれば」 神秘を語るに前世、守護霊、霊石等を以ってするは下の下なり。いやしくも神秘主義者たらんとする者はちぎれたうどん、少年ジャンプ、合コン後の寂寥の帰路、映画館での「隣、あいてます…

ドラえもんのむかしの歌(『あんなこといいな〜』ってやつ)のイントロの部分、三連符?っていうのかな?あれギターで弾いたら「なにそれむかしのメタル?超はや」とかいわれるので初心者はスケール練習とかあれですればいいと思う。LAで流行ってんだよねー…

ただ心のみある

数年前のちょうど今頃おれは外を歩いててそしたら道端に座ってた男性がいきなり目の前に立ち上がった。そして男性は両手を広げ天を仰ぐような姿勢をとると体中を小刻みに動かしながら見たこともないダンスをはじめる。それはほんの数秒のことだったかもしれ…

経済がわからなくてこまる。利子とかほんと意味わからん。なんで寝てて金増えるのそれってどっかにしわ寄せ行ってない?とか小心だからつい気にしてしまう。映画館で両サイドの肘かけを使えちゃって申し訳なくなるような。そんで先送りされたいろんなしわよ…

医学はいいかげん生体をエネルギーの変様としてあつかう視点を確立してくれ。その一歩手前までずいぶん昔にフロイトがたどりついてんだから、あと一回のジャンプだよ。

脳に依拠しながら脳に完結しきれない思惟。

跛行する神。足ひきずる死者。地に繋がれつつ歩む者。

存在の深部はうすらぼんやり。芒タリ、洋タリ。本朝の幽霊は足元とかできすぎ。

断片の集合から浮かび上がるもの

体系化されて、死

「大義」はただささやかなものに

世界は手の届く範囲にだけ

 aiko、ほら貝の音、新宿駅13番線のアナウンス

音楽ではなく音楽にまとわりついてるあれやこれやが少しずつどうでもよくなってきた。もう音楽誌は読まなくなったし最新の情報に焦らなくなったしジャンルもかっこよさもこの夏のアンセム!も気にならなくなくてよく知らない。アイデンティティに奉仕させる…

「これ、マイナーだから好きっス!」 うそーん

人格はイベントによって、ほんとうにドラスティックに更新されるものですか。神は日常に宿ると思うが。地蔵っぽく。影薄ーく。

義務教育の体育で瞑想や呼吸法、ヨガなどの身体技法をさらっとでもいいから教えればいいのに。朝礼で延々とへんな話きかされるよりよっぽどメンタル的にいい影響だよ。「テスト時間になっても問題用紙は伏せたまま、各自、霊眼で透視」「タントラヴァジラヤ…

「おはようございまーす!(ファックユー)」かかる態度は容易にグルーヴする。言葉とかはほんと表面にすぎない。ただどんな感情もほんとに自分に還ってくるかは疑問。疑問っつーか、慕情に関していえば原則的にありえない。ストーカーになっちゃう人は、交…

カンフーが陰陽の無限の変化の人力表現でありようするに人体に転写された『易経』であることが判明したので占い好きの子女の間で流行るといいです。女子高生が通背拳で壁に穴あけれるぐらいになればいいです。天地火水風雷山沢!

地上に咲いた宇宙。であるところのかの中華においては、闘争は引き分けを以って至上と為す。カンフー映画のバトルシーンみてるとよくわかる。長い。攻防がむやみに長すぎる。でも作り手にしてみれば、たぶんあれでもカットしてる。作劇上の必要性から一応決…