2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

あたし休日出勤なの。夜のオフィスは誰もいなくて外は台風びゅんびゅんいっててあたしは何かを待っているけど誰のためだか忘れたの。悪いけものがドアを叩くの。終電があたしを救いにくるまでにきっと電源は落とされて、あたしはそこでカールをかじるの。

しかし明日は日曜出勤の仕儀と相成り、過重労働に国政参加の権利を侵害されたこと誠に遺憾にて、それがし只今やさぐれ狼でござる。あ、うそ、選挙はそんなに興味ない。

今日はカレーを食おうかそばを食おうか、小一時間、本気で悩み、見事選択を誤らなかった自分の、この、欲望に対する誠実さをちょこんと称えてあげたいのね。

こちらに好意的な人に対してまで、気を許すのにずいぶん時間がかかるこの癖。あかんけどもう遅い。

稽古で、硬結というものを触った。疲れたり何か問題のある部位の筋肉の深部に、どろんとした脂の塊のような硬結というしこりが生じることは本で読んで知ってはいたけど、実際手で触れたのは今日が初めてだった。背骨の脇を走る筋肉の奥に見つけたそれは、細…

無道だ、非道だ、ど外道が。って気分で職場を出ていま帰宅中。くはっ。やってらんね。人倫地に堕ちたり。蒼天已に死す。如是畜生発菩提心。だいたいあれだ、朝っぱらからきびだんごやらティラミスやらそんなん食って出勤するふぬけ野郎のおれだから不義を前…

暗い部屋の中に転がっている携帯に着信や受信をしらせる青い光がまたたいているのを見ると、なんだかコミュニケーションを求める人間の心そのものを目の前にしているような気になって、時々ぼうっと見入ってしまう。さっさと返信してやれや。

一週間お仕事休むと緊張の糸が切れて忘却の底。休み前に自分がやりかけてた作業を見返しても何してんのかさっぱりわからん。まあすごいこの子こんなことできるのねー。とか、あらやだあたし無理よこんなの出来ない。とか、そんなんいいつつ今日は終わった。

実家でごろごろ、だらだら、ぶらぶら、と。少し回復。明日から仕事。どこにいてもどこかが希薄。雲外蒼天なんだって!

最寄駅の前にコアなレゲエを爆音で流す謎に包まれた立ち食いうどん屋さんがあって、炎天下に道路に椅子ならべてダブ聴きながら、おれは肉うどんを食ってます。

夕方、飛行船が飛んでいた。東京の空では時々みかける。ビルの間を飛行船がやわらかく横切っていく少しの間、みんななんとなく見上げたりして、時間の流れがゆるむわけです。

今日はいろいろ話ができて、少し穏やかです。おれは外界に依存していて、心はいつも誰かの心に左右されて、動揺したり形を変えたりするけれど、それはたぶん昔おもっていたほど恥ずべきことではないと思う。

今日は九時間も眠れて、僕はとても幸せです。おっちゃん疲れてんのや。でも土曜の朝はぜったい寝過さずに聴くけどな、ゴンチチのラジオ番組!

社食の夕飯がちょっと規格外のまずさで殺意を通り越して負の感動すら覚えた。すげえな、なんで冷麺がドレッシングに浮いてんだよ。帰りにモンブラン買って口直しした。

 両親

「たまたま家族になって何十年も必死に「親」をやってきたこの男の人」「たまたま家族になって何十年も必死に「親」をやってきたこの女の人」 そういうスタンスで接することができれば、もう少し別の人間として尊重できる気がする。ただの「親」は、なんか、…