昨年は、ありがたいことも、つらいこともあり、どちらの出来事も、まだきちんと受け止めきれていない。今年は何も起こらなくてよいので、先のふたつの出来事に向き合う作業を、静かに続けていきたい。難しいな。

このブログはずいぶん昔に「おれ」として何か書くために始めたもので、その一人称は青年の客気を代弁するにふさわしいものではあったけれど、昨年、四十を迎えた身の上(マジかよ)としては、準公的な場で「おれおれ」言うのは柔道着着て出勤するようなマッチョな違和感がある。
特段、ウェブログに書き付けたいことなどもうないけれど、もしまたそういう要求が芽生えたら、今度は「わたし」としてどこかのサービスを使ってみようかな。

「おれ」にせよ「わたし」にせよ漢字を忌避し平仮名を好むあたり、なにか深層心理学的な理由もありそうだけれど、自己の心理等に対する興味はもはやほぼ無い。
自身の内部に気持ちを向け続ける事の品の悪さ、みたいなものは昨年痛感するところがあり、今はなんとなく、答えはそこには無い気がしている。あけましておめでとうございます。