2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧
上野の国立博物館の一階隅の常設展、ほとんど人気のない考古学コーナーにひっそりたたずむ埴輪たち。その中の、「オマエ、これ作ったやつ、ちょっと犬に失礼だろ…」つーぐらい晴れ渡るようなバカづらの犬の埴輪のことを時々ふっと思い出す。あいつ、どうして…
すごく歳をとると、人恋しくなるというか、知らない人とでも自然に言葉を交わしたりしたくなったりするのだろうか。よくわからない。けどあの独特の間合いは、いやじゃない。
少しだけ忙しい、ぐらいが、自分の時間をいちばん捻出できるね。当方、目下、馬車馬なれど。
中国人の偉大さにうたれる日々。近所の、中国人が作る本格中華のお店がさいきん店頭でおそうざいを売り始めて、なんか奇跡が舞い降りてる。野菜がね、おいしいの。母さん、ぼく、ピーマンとたまねぎと、ブロッコリーまで、おいしいって思ったよ…
人間は簡単に倒れる。昨日も駅で人が倒れた。そういう状況に居合わせるのは五回目ぐらいだったけど(少し多い気もする)、その都度、最適な行動をとれたかというと、全然まるでなっちゃいない。そういう時ありがちなのが、倒れた人にむかって思わず「大丈夫…
むかしうまくやっていた頃の記憶をただ確認し合うだけの、余韻のような、残響のような関係ってあると思うけど、じゃあそういうだらだらとした持続をある種の弱さと断じてしまっていいかというと、それはおれにはよくわからなくて、でも関係にいつまでも純度…
波ってある。なんだか公も私もいろんなことが一度に覆いかぶさってきて、惑星が直列してる感じ。