雑念考

あいかわらずの思いつきだけでほざきますけど、昔の仏教の人は別にこの世は夢まぼろしとか言ってないんちゃうんですか、と。根も葉もないのは世界に対する人間の認識であって、おれらが勝手に「世界」とか呼んでるそのそれは在るとも無いとも言えないけれど…

ものごとは、ただそれが起こったように、起こった、生じた、のであって、それが『偶然』か『必然』だったのかは、ジャッジを下す人間側の問題でしかなくて、えーっと、、うまく言えません!とりあえず『偶然』に関する知見を深めてくれる書物切望。

禅とか中観仏教的な意味合いでの覚者ででもない限りは、たぶん世界そのものを見るとかは無理なわけで。おれの場合はほとんどいつも予め空想によって世界にある程度色付けをしておいて、それに基づいて自分の態度を規定している。認識はたいてい事後的に空想…

認識は空想の影

形式はアウトプットを促す。されど型は多く、才は少ない。必要なのは型稽古の初期の段階で、その型が自分の持って生まれた資質に適うものであるかどうかを判断できる嗅覚と、凶と出ればいろんなものを無下にしてでもさっさと身を翻す無神経さだと思う*1。型…

思考からの時間軸の追放。四次元はかっこいいけど脳には過負荷。論理の喪失と視野の獲得。ぶかぶかの服は捨てよう。

資本主義はオカルト。利子のソースは別宇宙。

間違いというのは、本人的には当然のことすぎるゆえに滅多なことでは自力で気づけない、思考の不適当な前提から導き出される帰結である場合が多い。だから結果である間違いそのものではなく、その誤った前提を正しく指摘しない限り失敗は繰り返される。繰り…

“偶然”という概念にしびれる。可能性を感じ続けている。たぶんそれは、意味づけを極力排しながら現象それ自体の認識へと到ろうとする古今の神秘思想に通じるものがあるからだと思う。なんつーの、言語以前の感慨に留まりつつ世界それ自体をじ〜んと感じてみ…

最新の研究結果を発表しますが、つうか30前後の野郎に絞ったテーマですけど、『バンゲリング・ベイ』好きと『ジョジョ』好きの人口分布はかなりの率でかぶっている。おれはどっちもスルーしたおもしろみのない人間だけど、周りにいるクセのある連中は、たい…

ものごとってグラデーションになってるところもあると思うのだけれど、基本的に「ある」とか「ない」って峻別することで機能してる言語の野郎は現象世界を正確に記述するにはいささかつくりが粗雑である。ということを意識してもしなくても別段ブログに神は…

言葉は楽しいけど無力、とかうそぶいてたけど、撤回。いつかゆっくり考えてみたいけど、最近は言葉の力を見直しつつある。精神のちょっと思いがけないくらいの深部にまで、もしかしたら言葉の力は及ぶのかもしれない。手を伸ばせば夢の底にも届きそうな領域…

ある種の障害なのかと思うくらいにロジックがわからないのだけれど、*1別に考えるのがきらいなわけではない。たぶんアナロジーだけで考えてる。そういう人けっこういるよね。 *1:ドンジャラのルールが覚えれない。覚え”れ”ない。ら抜き言葉はもう立派な日本…

どうやら論理は直観の対立項ではないようだ。連続しているらしい。

世界観が更新されなくなったら、体より先に頭の寿命が尽きたってことでしょう。お肌がたるんだり生え際が弱気になったりするのは別にこわくはないけれど(あ、生え際はやっぱあれだけど)、世界観にはいつまでも動き回ってほしいものです。耳を澄ませてさえい…

はいこれ科学なんですよー今なら学界のお墨付きですよどーですか奥さん!つって科学の体裁をとりながらも、その実ただのトンデモなのが疑似科学なんだと思う。けれどそもそもおれが好きなのは、はなっから科学さえ視野に入ってない(もちろん科学にも相手にさ…

ベネズエラのチャベス大統領には、日本のプロレスラーが失ってしまったものについて考えさせられる。行住坐臥、あまねくリングなのね。あとチャベス熱の背景にはラテン的なアッパー感とかいろんな政治経済的理由があるんだろうけど、うっすらだけど、なんか…

先週末からずっと発熱して消化器も壊してうんうん寝込みながら思ってたのは、おれって「幾何学の精神」ないなぁ、是非ともほしいことであるよなぁ、ということです。病気と関係ないやんけ。でも自分のブログ読み返して何言ってんのかわかんないとことか多い…

言葉で言葉を評することに対して、たぶん最近、懐疑的なんだと思う。ま好きですけど、言葉。愛しつつ疑う、みたいな。照。

承前。例えばどこかに特別な世界があるわけじゃないし、世界は全然特別じゃないわけでもないし。言葉の本性に無自覚に流されながらついそういう区別を設けちゃうこと自体が、そもそもクールなやり方じゃないぜベイベー。って言いたかったんだろうか、むかし…

中観仏教の考え方は、庭の草むしりのようなものかなと思う。地面を、つるぴかりんにしたいっつーか。は、なにそれ?って言われるだろうし、おれもまだお勉強の端緒についたばっかりだから、なにそれ?って感じだけど。とりあえずそういう比喩でもとっかかり…

たぶんおれは(芸術の領域に限らず)ロマン派をあんま信用してないのだと思う。信用、とタイプしようとして、いっつも、し尿、って打っちまうのはどういうことだとも思う。ごめん。だって。

言葉は言葉を拒絶するものに奉仕してこそ恍惚と帯電する。言語の野郎ドMか。あたまおかしいひとたちの本読んでてなんとなくそう思う。

すぐ言葉にたよって自分を支えようとするのは、おれのいらん癖だな。息するのにいらないし、言葉。

しかし自己形成が成れば成る程、視界からこぼれ落ちる世界もふえるだろう。否定すべきものだけ否定してられればいいんだけど。

手持ちの武器は信用のおけるものが少しあるだけの方が動きやすいのかなと。選択肢が多いとなんか迷っちゃうし。そんで迷っちゃうってことは、それだけ自由から遠のいてくことのような気がするし。むやみに選択肢を増やすのじゃなく、自分を拘束するものを、…

モデルが思考の端緒ではなく帰結になってばっかだなあ

原理はなるべく大ざっぱに

技術はなるべく精緻に

具体的な技術を教えておくれ