雑念考

感想とかじゃなく

どうでもよくなることによる問題の全面的解決。

もっと批判的に思考できるようになりたいし、もっと情緒的には素直になりたい。逆なんだよなあ。

大事なことの多くは、まあ子供のころからいっぱい聞いてきたごく当たり前のことだったりして。問題は、いまさらそんなこと言われてもたいして心が動かないことで。そのへんどうすればいんだろ。 言い回し変えてみる。感動できるようにレトリックを工夫する。…

スタイルの是非ってのは、究極的には、それを採用する人の資質に適うかどうか、でしか判断できないものだと思う。みんなそうやっていろんなものを選んでる。。んだよね?

強い人は苦しまないんじゃなくて、むしろおれらもやしっ子より苦しんでること多々だった。逃げず誤魔化さず目をそらさず、苦しみは不可避であることを体を張って受け入れてた。ずいぶんながい間、おれは勘違いしていた。強くなれさえすれば、苦しさなんて霧…

苦の根絶の可能性をほのめかす思想は、その時点でお花畑認定

生まれつき耳が聞こえない人の思考の媒体は、やっぱ文字とか手話の形とかの、視覚的な表象みたいなものになるのかな。漢字の起源とかは、そういう人たちの手になるものだったりしてね。

それにしても文章がとりとめなさすぎ。論文とか書けないわけだ。

とらわれないこと。「とらわれないこと」にもとらわれないこと。はい無理。

みんななんか信仰してる。世界を整合的に認識するために最低限これだけは疑えないっていうマイ公理を有してると思う。行ったことないけど月にウサギがいるわけないし触ったことないけどエントロピーは増大傾向にあるし会ったことないけど坂下さんはいい人だ…

「本朝におきましては霊験怪異、これみな狐狸の所業にござりますれば」 神秘を語るに前世、守護霊、霊石等を以ってするは下の下なり。いやしくも神秘主義者たらんとする者はちぎれたうどん、少年ジャンプ、合コン後の寂寥の帰路、映画館での「隣、あいてます…

経済がわからなくてこまる。利子とかほんと意味わからん。なんで寝てて金増えるのそれってどっかにしわ寄せ行ってない?とか小心だからつい気にしてしまう。映画館で両サイドの肘かけを使えちゃって申し訳なくなるような。そんで先送りされたいろんなしわよ…

脳に依拠しながら脳に完結しきれない思惟。

跛行する神。足ひきずる死者。地に繋がれつつ歩む者。

存在の深部はうすらぼんやり。芒タリ、洋タリ。本朝の幽霊は足元とかできすぎ。

断片の集合から浮かび上がるもの

体系化されて、死

世界は手の届く範囲にだけ

語りえぬ領域とガチでプロレスしようとする節度をわきまえない言葉にばかりひかれてしまう。その成否にはかかわらず。ロゴスが弱いので金田一さんの説明とかいまだに理解できない。

 読み返してみて

妙なことをぼそぼそつぶやいてばかりのこのブログは、テレビでいえば番組じゃなくてCMに相当するものなのかもしれないと思った。あんまり集中をうながすような密度の高いエントリはないし(書けないし)、ぼーっとしながらするする読み流していける揮発性の…

だいたい立場で主張してます

気分が許す範囲でしか思考が成立してないおれは、よくもわるくも健全です

なんか空がきれいとかネコかわいいとかでその都度さくさくケータイで撮影するのって、むかし(「皇子ぃ、入鹿マジうざくないすか?」「殺っちゃう?」とかそのころ)の人がなんかいいもんみつけるたびに歌詠んでバックアップしてた感覚とそう変わらないと思…

また承前。ある種の暴力を芸術にまで高めえたのはあきらかに梶原さんとマス大山と御大李小龍なのでいいかげん教科書は誰かひとりについてでもいいから言及してね。そんで道徳について考えることはほとんどいつも暴力*1について考えることとイコールでもある…

承前。ジェンダー論とか社会学とかまじ興味ないのでほとんど知らないんですが、その手の文脈でだれか梶原一騎をまじめに研究してる人とかいないんだろうか。戦後日本の男性の情操教育において彼がもたらしたインパクトはよくもわるくも計り知れないものがあ…

男の友情を描いた現在進行形のマンガのなかで最もアツい作品が『アフロ田中』シリーズだと思うので女子高とかで流行るといいです。そんで『アフロ』に思想的に対立・拮抗し得るのがかの古典『北斗の拳』*1なので両方おさえとくとあらゆる職業の成人男性の行…

どう考えてもまぐれがすごい。たぶん宇宙(ウテュー)を統べる法は真ん中より若干まぐれ寄りっぽいし。だからこそこれ絶対まぐれとかあり得ない必然って言い切れるまで気合いで昇華された関係は、突き破ってると思う。

こころ、精神、ハート、人格、気持ち、意識、無意識、心気、キャラ、自我、アートマン、ペルソナ、本能、セルフ、エス、もの、イド、超自我、感情、たましい、マインド、霊、プシュケ、天心、あたま、プネウマ、はら、ガイスト、ゼーレ、魂魄、エトセトラ*1 …

上述のとりとめのない各エントリを書いてて思うが、やはり雑念にひたるのは面白い。思考が固着せず、そこに動きがあるからだ。脈絡や成果はないんですが。こんなに集中できない子が、よく大学のレポートとか書けてたな。