2006-01-01から1年間の記事一覧

来し方を振り返っても定点とよべるものはまばら。定点と思ってぴょこぴょこしに戻ったら爆発したりずぶずぶ砂に埋もれたり。おぼつかない航跡の意味は目を覚ますたびに、真意に触れるたびに、どこかで立ち読みを繰り返すたびに不断に更新されているはず。要…

うっわ美しい。天気予報あんま見ないからこの人ずっと知らなかったけど、おれ雷に打たれた。http://www.tv-asahi.co.jp/announcer/personal/women/ichikawa/body1.html 「明日は全国的に晴天が広がります」 いや、雷なんだって!

ふつうのきもちの持続

承前。例えばどこかに特別な世界があるわけじゃないし、世界は全然特別じゃないわけでもないし。言葉の本性に無自覚に流されながらついそういう区別を設けちゃうこと自体が、そもそもクールなやり方じゃないぜベイベー。って言いたかったんだろうか、むかし…

中観仏教の考え方は、庭の草むしりのようなものかなと思う。地面を、つるぴかりんにしたいっつーか。は、なにそれ?って言われるだろうし、おれもまだお勉強の端緒についたばっかりだから、なにそれ?って感じだけど。とりあえずそういう比喩でもとっかかり…

ひさしぶりにカラオケ行ったら、自分の声量がずいぶんふえててびっくりした。持ち歌少ないからむかしから同じのばっか歌ってるけど、全然歌いやすくなってる。声がかすれない。たぶん、四ヶ月ぐらい前から始めた整体のおかげなんだと思う。人の世話になるの…

世界構造とか暗在系とかグノーシスとかそういうファンシーな妄想的命題がおれは大好きなんだけど、そういうのを言葉で表現するための方法としては、互いに矛盾し混乱した記述の断片をいくつもかき集めて、そのまま提示するようなものが好みだ。それだけじゃ…

たぶんおれは(芸術の領域に限らず)ロマン派をあんま信用してないのだと思う。信用、とタイプしようとして、いっつも、し尿、って打っちまうのはどういうことだとも思う。ごめん。だって。

腹八分とかむり。六分でよい。

言葉は言葉を拒絶するものに奉仕してこそ恍惚と帯電する。言語の野郎ドMか。あたまおかしいひとたちの本読んでてなんとなくそう思う。

影を殺す夢を見た。相手はリアル知人の空手家なんだけど「こいつおれの影だし。殺らなきゃ」っておれは絶対の確信をもってて、そばにいた女の子にそいつを絞殺してもらった(人まかせ)。さしたる高揚も痛痒もなく目は覚めた。あったかいポタージュを飲んで…

やっぱ問答必要

脳のプロレス

自分が開かれて(啓かれて)いく感覚

脳が走り出す瞬間

ここんとこ南方"ザ・グレイテスト"熊楠に関する本読んでて、学問的なことはあんまわかんないけど先生の熱鉄魂が伝わってきて、おなかがすいてもつまづいてもおれはやっていけるぜ!て気にさせられる。本読んで元気になるのなんてひさしぶりだ。あと若い時分…

心身の不調の原因をすべて気合いの多寡に還元する美しき本朝の伝統は、あながち間違ってはおらぬのかも、と最近思い直しつつある。かくておれは気遣いを捨て、自分だけ元気。

今日はひさしぶりに習い事に行ってた。自分の体を自分でメンテする技を、時々稽古してる。まだよくわからんが、一生のお友達になれそうな技術だ。いつか必ず自分を助けてくれるものだと思う。

「ゆみちゃんは大きくなったらおよめさんになりたい?」 「およめさんになりたーい」 「およめさんになって何したい?」 「論理による論理の殺害の完遂」 「あらそー」 「ならびに記号的根拠に基づく希望的観測一切の寂滅」 「シャアオラッ、なんか体アツい…

睡眠まじうざい。人生の三分の一も半分も眠るのがもったいなさ過ぎ。夏休みのない年齢になると切実にそう思う。あと春夏と太陽とギターヒーローもいらないので地上は永劫の午前四時、絶えざる降雪の世界となればいい。みんなで夜の底をずるずる這い回りなが…

最近の日記読み返してみてたぶん自分のなかで「息吹き」って言葉が流行ってんだろうな、と思った。便利なんだもん、「息吹き」。言葉を探すのがめんどうになったら○○の息吹きがァ〜とか言っとけばそれらしいし。つーのは半分だけ冗談だけど、なんだろ、言葉…

音楽以前の遠い音の雲。いつ買ったのかも思い出せない民族音楽のアルバムが部屋から出土したので、今日はそれ聞いてた。南洋の島々の音楽(ライナー書いてんの山口昌男だったんだね)。人間の声が丁寧にフォーカスされてて、だけど唄い手のおっさんおばさん…

すぐ言葉にたよって自分を支えようとするのは、おれのいらん癖だな。息するのにいらないし、言葉。

しかし自己形成が成れば成る程、視界からこぼれ落ちる世界もふえるだろう。否定すべきものだけ否定してられればいいんだけど。

本を、というかいい本を読むと、なんかわざとらしい解釈をすんのが惜しくなることがある。その本の息吹き、つーかいちばんおいしいところが、おれがあほな感想を漏らすことで逃げちゃうような、こぼれおちちゃうような。もちろん然るべき言葉で本の生命をな…

何気なく目覚め息し生活し涙し殴打し騙り好きになり心配し消えてなくなる。あー、なんだろ、よくわかんないけど、最終的にはいろんなことを何気なく行える人間になりたい。技術や倫理の終点ってやっぱそういうとこなのかなあ。何気なさのかけらもない人間な…

手持ちの武器は信用のおけるものが少しあるだけの方が動きやすいのかなと。選択肢が多いとなんか迷っちゃうし。そんで迷っちゃうってことは、それだけ自由から遠のいてくことのような気がするし。むやみに選択肢を増やすのじゃなく、自分を拘束するものを、…

あとタオイストとかなんとか言ったけど、陰とか陽とかのアレはそんなに萌えない。二元に分化しちゃった時点でなんか粗雑というか、やる気あんのかてめえコラ宇宙!って感じです。宇宙以前の、始原の一元的なアレについてさも見て来たかのように語りまくる言…

言葉とか思想じゃなくて、今は技術を身につけたい。というか、技術に裏付けられた言葉じゃないと、なんかもう信用するのがめんどくさい。言葉にしか支えられてない言葉が、おれの貧弱な感性を破ってハートにドラゴンスープレックスかますことが、最近あまり…

職場の飲み会。しこしこ冴えないブログ書いたりしてる連中にはきっと同志がいると思うけど、飲み会とかまじ苦手。んもう、ほんとに、苦手です。時間よセバスチャン馬車を出して!!って叫んでばっくれたかった。でも行ってよかったかどうかっていえば、行っ…