来し方を振り返っても定点とよべるものはまばら。定点と思ってぴょこぴょこしに戻ったら爆発したりずぶずぶ砂に埋もれたり。おぼつかない航跡の意味は目を覚ますたびに、真意に触れるたびに、どこかで立ち読みを繰り返すたびに不断に更新されているはず。要は最後の瞬間にゼロより上に顔が出てればよいだけだとか。そんなんあかんが。