見た目の壁を越えられない。

言ってることはわかるけど、それがちっとも腹に響いてこない人。にならない為には、一体どうすればいいのだろう。挫折の悔しさも達成の喜びも経験していない事柄に関して滔々と意見を述べても、そこらへんのおっさんおばはんの目は欺けないだろう。何十年も…

所用でいやいや六本木に行ったら、さとうえりこ、とすれ違った。目が合ったので運命の発動を感じたけれど、特に何も起こらなかった。それはさておき苦手な街だな。豊島区のマイルド感が愛おしいよ。*1 *1:しかしおれが「素敵…」と思う女性は、たいてい「池袋…

仕事でたまーに、日常生活でも、まあ、たまーに耳にすることがあるんだけど、「不快感があります」ていう言い回し。相手を問い詰める時に使ってる人がいるけど。まだあんまりちゃんと考えたことないから漠然とした勘だけど、「そういう言い方よくないわよ」…

個性は壊れ方にもよく表れる。過去に経験した自分の壊れ方を、苦い思い出でも心に留めておかないと。少しずつでもブレーキの性能を上げないと。

子供の頃は図鑑ばっかり眺めてて、絵本・童話の類が嫌いだったおれが、本屋で表紙を見かけた瞬間に電撃的に立ち読んでしまった。いとおかし。たかこ (絵本・こどものひろば)作者: 清水真裕,青山友美出版社/メーカー: 童心社発売日: 2011/04/28メディア: 単行…

行ってきた。 空海と密教美術展 今まで上野の博物館行ってきた中ではいちばん御盛況で、いちばんすごかったかも。いまどき仏系イベントにこんなに人があふれるなんてね。むかし観に行った禅宗文化展のモノトーンな静謐さと比べたら、密教美術はデカくてカラ…

今日は人前でいっぱいしゃべるお役を振られた。仕事とは言え対人恐怖症なのにそんなん言われてもこなせよう筈もなく、粗そうは必定、かくなる上は議場にて爆死して果てん、僕は松永弾正…などと陰鬱な気持ちで過ごしていたが、やってみたら意外とどってことな…

あんな、おいちゃんな、この前から同じことばっか言うててなんかもう自慢みたいでアレやけんこれ以上はなー。どーしよっかなー。いっやーでもなー。って感じなんですけど!発表します。今日も言われちゃった。「あれ、kazz16さん背ぇ伸びました?」どや!!

何かを手っ取り早く勉強するには、いきなり当事者になっちゃうのがいい。そうしないと見えてこないサインが、日常生活にはいっぱい秘められてるんだと思う。

自分が好むデザインの特徴って、淡さ、とか、上品さ、みたいなもんかなーって思ってたけど、ちょっとくすんだ感じのものも好きみたい。

今日、職場で、今まで話したことのない人に、不意にこう言われた。「いつも姿勢がいいですね!」ミーなの!?アタシのことを言ってるの!?感・激・だ・わ…!!

他人の存在に身を貫かれること。上手く言えないけど力の所在をそこに感じる。

職場の飲み会で十歳ぐらい若い人たちと話す機会があって少し真面目に読書の話とかしたんだけど、やっぱりあの年代の人たちにとっては、文学って何か特別な意味を持つものなのかな。「フィッツジェラルドも是非原文で読んでください。翻訳すると消える何かが…

ある種の強制力をちらつかせながら他人に甘えてもいい人もいるのかもしれないけど、少なくともアラサーのおっさんのやることではない。

“Don't think.Feeeeel!!”あの映画(男の子なら分かるよな!)を初めて観てから二十年が経たんとするが、その言葉の意味するところを会得するには、おれはまだまだ拙過ぎる。

「自分、色恋は二次元で満たされますから」って宣言して、大人になっても独自の路線を明るく突っ走ってるやついるじゃないすか。たとえ趣味が合わなくてもそういうやつらってば大抵おもしろおかしくファンキーで、「放課後のあの感じ」を思い出させてくれる…

出来ることが増えるのは喜びだし、自分の中の生きている力を拡大していきたいっていう気持ちはある。

身に付けるというより、深める感じ。手持ちの武器の錆を落として。

なにかが出来ない時に、そもそも構造的に出来ないパターンのどつぼに陥っているのか、あるいは練度を深めればいずれ達成できるレールには乗っているのか、ていう出来なさの腑分けを、その、忘れずにな、おれ。

「どんな感じすか」「いやあ、なかなか」の、なかなか、って、漢字だと「中々」なのね。今日ふとそのことに思い至って、ブラックホールのごときその含蓄(もしくは空っぽ具合)に驚倒した。「中」の「中」だぜ。大インドの中観仏教とかの人が知ってたらやっ…

「いかなる悲劇や惨劇、凄惨な事態に直面しようと感情を左右されることなくマシンのごとくパフォーマンスを維持できるオレってどうよ?ベリークール」的なね、ポーズをとりたがる子たちがね、わりとヤングな世代にはいっぱいおるわけですけどね、おじちゃん…

明日は珍しく人前で発表的なことをするけど、まあ本番に弱い子なので、いつも通り泥仕合になるだろう。「いっやー、あがっちゃって実力出し切れなくてさ」とか、そんなのは凡人にとっては当然の事態なので、結局のところ試験であれ勝負であれ、実力出し切れ…

きのう仕事で、VBAっつーの?エクセルのマクロの裏で動いてるやつを根詰めてごりごりいじってみたら、なんだかイヤな疲れ方をしてしまった。眉間から目の奥にかけてが硬く強張る感じで、眼球が動かしづらくなるというか。普段やらないことだから、というだけ…

「母さん、あたし、耳が欲しい。クソったれた人類どもの話を聞いたげる耳が欲しい。」 「ゆみちゃんの耳はママの耳」 「ゾンビの耳は開かない。怨嗟と絶叫の支配する人界に、人々のささやきを聞きとりたい。他愛ない愚痴や意見に共感し、適当な気分で過ごし…

最近の課題は、入力を意図的に制限できるようになることです。だらだらネットしないとか、マンガ読みながら音楽聴かない、とか。食べ過ぎないことも広い意味では同じことかも。

とんこつラーメン食えない体になりつつある。痛切に加齢を感じる。

ときどき、暴力に対する抜本的な対策を練る必要を感じてしまう。社会状況がどうであれ、もしかしたら殺意の総量は変わらないんじゃないかとさえ。

長所を伸ばしてどうこうという発想が昔からあまりない。苦手なものの中にこそ真実があるとしか思えない。

遺憾ながら非常に根に持つタイプの自分の中にさえ、永続する感情はない、控え目に言ってもテンションと鮮度を保ったまま持続する情緒はない、という事実を、なんかつまんないーと思いながら受容しつつある。まあ瞬間は残るけど。結果として、自分の中の良い…