日の暮れた近所の公園で、女子高生がひとり、ブランコに乗っていた。ぼんやり顔で、ぷらぷら、ぷらぷら。おれもうおっさんになっちゃったから、あんな風な、正しいブランコの乗り方、もうできないなあ。