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集中力がない子なので長文が書けないのですが、以前からこれだけはブログに書き残しておきたいと思っていたので、今まで自分を導き助けてくれた大好きなボディワークの本たちを、今日はがんばってプッシュします。天下第一と喧伝します。いずれ劣らぬ兵たち!
★すべてのはじまり
- 作者: 片山洋次郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2001/11/01
- メディア: 新書
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『気』などという戯言をぬかす者はすべてアホ、狂人の類と断じてよい、と頑なに信じていた自分が裏返った瞬間で、もしかしたら気の世界の住人にもまともな人はいるのかもしれない…と考え直す契機となり、その後、おそるおそる気の世界を覗き始めて、「七割狂人、二割変態、ごくごく一部は非常に聡明」という斯界の生態を知るに至った次第です。
よくもわるくも自分の人生にとって、パウロの回心というか、決定的な一撃を加えた本であり、およそ読書によってこれほどの衝撃を受ける経験は、もう二度とないのではないかと思っています。
★たぶんとても大事なこと
- 作者: 片山洋次郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/10/08
- メディア: 単行本
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片山さんのボディワークは個人的にはもうそれほど行ってはいないのだけれど、単に体のことだけではなく、ものの考え方や人としてのあり方なども含めて、人生でもっとも影響を受けた・受け続けている本の一冊です。好きです。
★整体生みの親
- 作者: 野口晴哉
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2002/06/01
- メディア: 文庫
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前述の片山さんの本が縁で手に取ったこの本、ぱらっとめくった頁には「背骨へ気を通す。その方法は背骨で息をすること」などと書いており、「あかん…やっぱ無理ぜよこの世界は…」と本を閉じ、せっかく興味を持った気の世界も遠のいて、ふたたび首をつっこむまでに二年余りを要しました。
背骨に気を通すその「脊椎行気法」は、慣れれば仕事中でも電車の中でも周りに気付かれずにできるので今ではフェイバリットです。スッと腰がのびて気持ちがパキッとする感じ。有名な「活元運動」については、野口さんの言う無心が性格的にどうしても体得できない(「無心とは何ぞ…」とつい考えてしまう)ので保留中。ただし運動の理屈はわかるので、素直に無心で動ける人にとってはとても効果があるのだろうな、とは思います。
★地味だけど一番です
- 作者: 井本邦昭
- 出版社/メーカー: 高橋書店
- 発売日: 2004/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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1分からはじめる! 胃と腸が強くなる整体法 (PHPビジュアル実用BOOKS)
- 作者: 井本邦昭
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/08/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 井本邦昭
- 出版社/メーカー: 三樹書房
- 発売日: 2009/03
- メディア: 単行本
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この整体法は、世に盛んないわゆるお手軽な「癒し」とか「ラクに痩せる」とか、そういうものとは一線を画した感があると思います。真剣に体操をすれば顔が真っ赤になる程きっついし、ただ脱力するだけとか、あるいは「弱くていいよ」みたいな甘い励ましだとかの、安易な方向性はありません。むしろ力を入れるべきところには力をつける、そして心身ともに強くあることを要請します。ときどき大変だなあと思うけど、真面目に続けていれば少しずつ体に一本芯が通ったようになってくるのが楽しくて、これからも追究したいと思ってます。
★激シブ系整体理論
- 作者: 宮川眞人
- 出版社/メーカー: 彩図社
- 発売日: 2011/02/05
- メディア: 単行本
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★男の子の発火剤
グラップラー刃牙完全版 8―BAKI THE GRAPPLER (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2008/03/07
- メディア: コミック
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全頁どこから読んでも気合炸裂、腹の底に火が点いて、自ずと背筋が伸びること必定。姿勢とは心の勢いが顕在化したものであることを再認識させられます。心がいつも気合で充ちているならば、体を正す為に余計な手は加えずともよい、つまりボディワークは究極的には生き方の問題に還元されるのではないか…そのような問いを突き付けられます。
女性が読んでもたぶん「アホか」としか思えないし、実際アホみたいな話*1しかないので、人生に迷った時にしかおすすめしません。
*1:喧嘩の強い人が、喧嘩の強い人や、大きな猿や、大きなカマキリと戦ったりする