あるブログに高所恐怖症だみたいなことを書いていて、ふうーん、と思った。高いとこ大好きだから。つうかいろんな恐怖症ってある。


・閉所……これもおれは好きだなあ。つぼの中とか入りたい。土中に埋められたい。
・暗所……これもおれは好きだなあ。真っ暗な場所で丸くなって音楽聴くのとか子供の頃から大好きで、家族にたいそう嫌がられた。
・閉め切った部屋……好きでも嫌いでもないけど、むかし知人の家に行った時に部屋のドア閉めたら注意されたことがあって、その心理はよくわからない。
・怒気……これは勘弁してほしい。駅の向かいのホームで喧嘩してんの見るだけでも怖くなる。
・昆虫の子供さんたち……視界に入っただけでおれの機能は停止する。でも武田信玄だってイモムシが苦手だったんだぜ…てことはおれが戦国大名になったっておかしくないってことなんだろ…
・平日の昼ドラ……五分に一回修羅場。一話たりとも最後まで見れたことない。なんか怖いんだよ、気持ちと気持ちのぶつかり合いが。あれきっと、フィクションだけど人間界の真実だよね。この泥棒猫!
・止めるのが遅いレフェリー……滅多打ちにされてる選手の体の中で何が起こってるのか考えるとほんとに怖い。格闘技を守るものはルールよりも想像力だよ。
・父さん、ぼく、大人になるのが怖いんだ……言ってみたかっただけだから。


なんかもう人間界は大変だ。恐怖とは想像力だ、つったのは誰だったっけ?