誰かの日記をある程度の期間まじめに読み続けていると、繰り返し現れる思考とかおもいとか、その人の言葉からそれていく感情の影とか、そういうものが漠然と形を成してきて、良くも悪くも(良くも悪くも、ね)、ああこれがこの人の世界なのかな、と時々思う。どちらかというと、おれは例外よりもパターンの力を信じているのだと思う。