目上の人と喋る時の「わたし」っていう一人称がむかし苦手だったけれど、慣れるとあのよそよそしい感じは楽である。クールである。しかしその楽くちんさに甘えて、たとえば必ずしも「わたし」じゃなくてもいい関係の連中にも「わたし」で通して、直言すべきことを言う機と責から目を逸らしがちなようにも思う。

お、おれ、もとい、拙者!それがし!乃公は!そんなことしてたら貴殿のためになんないんじゃないかなー?とか、えっと、思っているでござるよ。斬る!!