今日は、いっぱい、いい汗かいた!(カラオケで)
ここさいきんの悪い気は散らしたったね。


おけるのはわりと久しぶりだったけど、はっはー、やっぱ歌はいいね。おれさんはスタイル的には性差をこえて強打をかざす攻めの姿勢に定評ありで、aikoりんごドリカムiwishのガーリーローテに嫌がらせのように長渕を散らしてくるのが効果的!聞く者の心を萎えさせる炎のデンプシー・ロールとして一部で恐れられてます。てかここ五年テレビ観てないから最近の歌がわかりません。ヒップホップとかいうのは読経みたいなものですか。


で、わめきながら直覚した妄説だけど、やっぱ歌はその始原において話し言葉に先行していたのだなと。そもそも「その石器いいよね」とか「マンモスやばいマジうまい」とか、そんなのみんな歌からこぼれ落ちた余韻の残滓で、カラオケの歴史は少なく見積もっても100万年は下るまい。ほんとは現代人も電車や往来で自由に奇声をあげて踊りだしたりできればいいのに。誰でも気軽に発狂できる、そういう素晴らしい社会が到来すれば、雲の上のビッグダディももうちょっと現生人類を気に入るだろうし、未だ見ぬそのような世が可能性としてあり得るならば、それはおれたちにもまだ向上の余地が残されてるってことですよ。かつて東アジア芸能史上、最も先鋭的なレイヴカルチャーである踊り念仏を生み出したこの列島の住人には、いま自分たちで思ってる以上に、踊れる体が備わってると、おれは思う次第であります。般若心経とかもトランシーなゴスペルみたいなもんだしね。歌。