たとえばネイティヴ・アメリカンとかの先住民を野生の賢者たちみたいに持ち上げまくる言説は、プラスの方向に失礼きまわりなくて嫌いなのではあるけれど、アボリジニの神話には、傾聴すべきなにかを時に感じる。あれは、最後の瞬間に最も輝きだすもののことが、ずうっと気になってて仕方のない人たちが見る夢なのではないか、とかなんとか。