新しい出勤コースは、けーしちょー、とか、がいむしょー、とかがある官庁街をつっきるんだけど、毎日たいていどこかの省庁の前で、ちょっと独自の理論で行動する人というか、いわゆる電波を脳内で受信してる人たちが、入れろとかいって守衛と押し問答したり、いかにも何かを狙った感じでうろうろしている、ということを発見した。権力にはいろんな人を引き寄せる吸引力があるのだろうか。
おれはそういったグループの人たちのことが、どちらかというとあまり他人事とは思えない方なので、日々どきどきしつつ遠巻きにうかがったりしながら、昼休みの食事処を探索してます。