おれもずいぶんマニアックなものが好きだったりするんだけど(古い整体とかな)、本当に宇宙でただひとり自分だけがこれを好き!というカタチで何かを愛好したりってできるのかなあとふと思う。「世界のどこかにいるであろう、まだ見ぬ同好の士」を想定することで生じる仮想の連帯感とかがないとさみしいんじゃないかなあ。誰とも共有できない「好き」ってあり得るのかと。

いや「自分だけはこの人のよさを知っている」ていう秘密のよろこびも恋愛的なアレであるじゃん、という意見もあるかもだけど、でもやっぱり「わたしが知ってるあなたのよさ」は当の「あなた」本人にはいつか知ってほしいし「えー?やっだー、えへへー」とかってできれば共有してほしいじゃん!じゃん!って言われてもなあオイ。