世の中には確実に「おれが、おれが」の人たちが一定数生息しているので、やむを得ない事情によりそういった方々との接触を余儀なくされた場合は、忍術でも処世術でもなんでもいいから全能を駆使して、可能な限りあたりさわりのない対応に終始し、彼らの意識に刻まれる自分の印象を薄めていくしか生き残る術はない。「いいやつ」だろうが「やなやつ」だろうが、記憶されたらおしまいだなあと思いました。