中途報告。24巻にしてやっと五賢帝の二人目。まだローマぴんぴんしてる。ちょう泰平。滅亡まであと10巻…


読んでて、昔から好きだったこのマンガの時代背景とか図らずもよーくわかってなんか得した。

拳闘暗黒伝セスタス 13 (ジェッツコミックス)

拳闘暗黒伝セスタス 13 (ジェッツコミックス)

ネロ帝治下の奴隷拳闘士がなぜかジャブやらワンツーやらの近代戦術を駆使して闘う異形のボクシング漫画でおもしろ過ぎてしょうがないんだけど、はっきり言って時代の描写は大袈裟でうそだろうと思ってた。うそじゃなかった。競技場に水張って戦艦浮かべて模擬海戦だヒャッホー!てどんだけヒマなんですかローマの人は!日本列島なんか弥生時代で「銅鐸まじクール」とかそんなレベルですよ!

あれだなー、イタリア人は二千年前にちょっとがんばり過ぎちゃったんだなー。いまは休憩中なんだなー。先輩が伝説作り過ぎてると*1、後の代は大変だなー。て、そんな感想。

*1:県内最強と謳われた川向かいのライバル中学の番長(ハンニバル)に相手校まで乗り込んでタイマンで完勝(スキピオ・アフリカヌス)とか、超武闘派チームが割拠する他県に単身乗り込んだあげく県内全域を完全制覇。複数県を傘下に収める巨大チームの初代総長に就任、夜露死苦!(カエサル)とか、その他いろいろ。みんなわんぱく。