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職場の女の子が髪を切った。雪女的な長い黒髪がいきなり、なんつーの?ショート…ボブ?的なあれになってた。明るい感じになってていいなーって思った。なんでおかっぱのことをボブとかいう野郎の名前で呼ぶのかなーって疑問に思った。
髪がすごく長い人って、それを愛しむ気持ちと、ばっさり切ってやりたいという欲求の、苦痛だか快感だかわかんない拮抗にうずうずしながら、どんどん髪は伸びていって、気持のバランスはさらに危うくなり、ああもう!ていう限界で「ショートボブにしてくれや」ていうドラマがあって、それは自我の小さな死なんだけど、同時に新生のよろこびでもあり、かくて人は永遠の旅人なのでありますね。完全に憶測で書いてます。
おれは「前髪短めもみあげ長め*1」以外に髪に対する思いれは特にないのだけれど、そういう、髪と苦楽を共にしてる感じ*2が、ちょっと羨ましいなと思った。
まあ男はハゲるんですけど!