今日は街でばかと狂信者があかの他人を傷つけているのを目撃した。あと変態も。ばかと狂信者にいたぶられた人は今日の痛みを忘れることができないだろう。変態はただふらふらと違和感を漂わせていただけで、誰にも近づかないし、誰も近づきはしなかった。儀礼的無関心。ばかと狂信者と変態と、誰かが傷つけられいるにもかかわらずだんまりを決め込んでいたおれ含むその他群衆。この中でくだらなくない奴はよくてひとり。