ときどき非人間的なぐらい理知的な文章を読みたくなる。響きが硬くて、滝行みたいで気持ちいいのだ。むかしから語と構文はわかっても文意はあまり気にしないおれは、ただ記述の音楽的な側面をシャワーでも浴びるみたいに愉しんでるのだと思う。話はどこかに流れ去っておれのアタマに残らない。おれの読書で時間軸は遠景なのだ。どこかに澄んだ文章ないだろうか。漢詩とかアブストラクトにヒップホップでいいかもしれない。