いつもぼーっとした人間なのだけれど、先日も都内の街角で漠然と宇宙と交信してて、ふと地上に意識をもどすと目の前に赤井英和さんがつっ立ってた。強そう。人待ちかな。びっくりしたけどそれを周囲に悟られたくないおれは可能な限りクールにぼーっと振る舞って、やがて赤井さんは去っていった。芸能人の私生活はおれたちのこういう小さな自意識に支えられてるのだと思った。