すごい有名たけど画になじめなくてずっと敬遠してた。読んだ。徹夜になった。

ベルセルク (1) (ヤングアニマルコミツクス)

ベルセルク (1) (ヤングアニマルコミツクス)

梶原一騎ドラクエで育つとこういうの考えるかも。筆力と構想に宿る覇気のテンションが一向に落ちないのでなんかもう読んでる方も体力勝負というか部活やってる気持になった。ちょろちょろ分けて読むな!死線をさまよいながら全巻一気に駆け抜けろ!!て感じで読者にもガチを強いる作品だと思うけど、その強いられ感というか有無を言わさなさが苛酷にきもちよかったです。理知と情念の下方にダイブしつつ高揚する知的作業も、結局は気合と体力の許す範囲でしか継続できないんじゃないだろうか。作者の三浦さんは絶対喧嘩つよい人だと思う。

やっとはまぞうの使い方わかったのでこれから本の感想書けるや。