一生をかけて世界にたったひとつだけある自分の「石」を探し出す。みたいなロマンティックな話がたしかどっかのネイティヴ・アメリカンの文化にあったか。これから何十年もたってさらなる進化を遂げて、携帯もたぶんそうなると思う。あらゆる個人が理想の自己イメージを投影するに充分な機能と芸術性とヴァリエーションを備えた携帯電話は、むしろ古代の呪具に近いアイテムになるんじゃないかな。「おじいちゃんの携帯まじクール!」「わしのチャクラと繋がっておる」